昨年の末に意を決してパソコンを買い換えた。できることなら使い慣れたXPを今後も使い続けていきたいのはやまやまだが、マイクロソフトが今年の四月でサポートを打ち切るというので、ついにあきらめざるを得ない状況に追い込まれたということなのだ。
マイクロソフトのご都合に乗ってしまうのはおもしろくないけれど、4月から消費税もあがることだし、そのほかにも今のXPマシンではもう限界だと思うこともあったから、少し早めに乗り換えたのだった。
その限界というのは、処理速度が遅くなってどうしようもないところまで来てしまったという点にある。ハードディスクの容量にはまだ多少の余裕はあったが、問題はメモリーだった。何しろ容量は1G、おもに写真の現像をしているときにメモリー不足が発生して、ハードディスクへのスワッピングを繰り返すものだから、極端に処理速度が遅くなり、精神衛生上はなはだよろしくない状況下に置かれた。それが一番大きな理由だった。
新しいパソコンとなれば、ウィンドウズ8.1ということになるから、XPでお世話になっていたフリーソフトが使えなくなるおそれもあった。その点も乗り換えることを躊躇させる理由となっていたが、写真の現像に時間を費やしていることに耐えられなくなっていたから、フリーソフトの件には目をつぶり快適な処理速度を手に入れることの方を優先したということだ。
正月も松の内を過ぎ、やっとXPを使っていたころの操作環境が整ってきた。XPマシンで使っていたアプリやフリーソフトもほぼ問題なく使えるようになった。ただ周辺装置で使えないものが出てきた。機器そのものが使えなくなったのではなく、ウィンドウズ8.1(64ビット版)対応のドライバーが提供されていないということだった。残念なことだ。
この際、キーボードも交換することにした。今まで使っていたIBM(現在はレボノ)のものは、キートップのいくつかがなくなり、お菓子などを食べながら使ったものだから、食べかすがすき間に落ちて反応が鈍くなったキーもあるのだ。ただ、軽いタッチでタイピングできるから手放すことができなかった。
同じような使い心地が得られそうなキーボードを探してみたが、実物を使ってみなければ分からない故、結局無難なところでThinkPadnのキーボードに決めた。今この文章を入力するのに使っているが、今までのものより少し指先に力を入れる必要があり、打つたびにカクカクという感じが伝わってくる。この感じは使っているうちに気にならなくなってくるものなのだろうか、それを見極めるためにはともかく使っていってみるより仕方がない。
2014年01月09日
初めまして「ウィンドウズ8.1」
posted by 里実福太朗 at 01:05
| 里ふくろう電脳記