特別定額給付金についてはすでにオンライン申請してあるが、今日郵送による申請書が届いた。改めて申請書を返送したくもなってしまうが、二重申請となってしまうからそれはできない。
すでに返送された申請書に、誤記入が見受けられるということを聞く。支給対象者欄に「辞退する」という項目が設けられていて、そこに「チェック」を入れてしまう例あるということなのだ。そんなことが起こりうるのかと怪訝に思ったが、送られてきた「申請書の書き方」みると、あり得ることだなと合点がいった。
「書き方」の例には@からEの番号が振られていて、その番号に従って記入・押印などしていくようになっている。右側のページには@〜Eそれぞれについて説明が記載されている。問題はそのBの項目の記入例なのだ。
たしかに説明では、辞退する場合は「チェック」を入れるとなっているが、記入例にはあらかじめ「チェック」が入っているのだ。説明をきちんと読めばそれに倣ってチェックを入れることはないだろう。ただ時間に追われている人などは、説明のページにじっくり目を通すことなく、記入例に従って「チェック」を入れてしまうおそれがあることは想像できる。
辞退すると公言する人がいたので、辞退するかどうかを問う欄を設けたのであろう。しかし多くの人は辞退しないはずだから、記入例は空欄にしておくべきだった。記入例に「チェック」を入れておいたことが、誤記入発生の要因だったと言えるだろう。
2020年05月20日
特別定額給付金の申請書が届いた
posted by 里実福太朗 at 23:30
| ■里ふくろう通信