2014年08月02日

猫寺「自性院」

二週間ほど前の写真塾撮影会で、新宿区の落合を歩いた。林芙美子記念館・佐伯祐三アトリエ記念館などを見学したが、猫寺と呼ばれている自性院は歩くコースから少し外れていて、立ち寄ることができなかった。そこで暑い夏の盛りではあるが、今回その自性院を訪れてみた。

地下鉄大江戸線の「落合南長崎駅」から5分ほど歩くと、「自性院会館・猫地蔵堂 入口」と記された大きな案内板が見えてくる。参道への入り口では、猫の大きな像が迎え入れてくれる。

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山門は、一つ手前の角を左に折れて少し進んだ所にある。こちらは鮮やかな朱塗りの門である。

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〔本堂〕
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新宿区西落合にある「自性院」は、猫寺とも呼ばれている。猫寺と呼ばれるようになった経緯は、ウェブサイト「猫の足あと」の「新宿区の寺院」の項に以下のように記されている。

猫地蔵の縁起は、文明9年(1477)に豊島左衛門尉と太田道灌が江古田ヶ原で合戦した折に、道に迷った道灌の前に一匹の黒猫が現れ、自性院に導き危難を救ったため、猫の死後に地蔵像を造り奉納したのが起こりという話が伝えられている。

地蔵堂には秘仏の猫地蔵が祀られているそうで、2月3日の節分会に開帳されるそうだ。

出典:猫の足あと
 http://www.tesshow.jp/index.html
自性院
 http://www.tesshow.jp/shinjuku/temple_wochiai_jishoin.shtml 

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地蔵堂の壁面にはめ込まれた「猫地蔵堂建立之記」の石版には、建立の経緯が以下のように記されている。

この御堂は 自性院住職第二十三世永潤和尚 並 大澤家先祖代々諸霊菩提の永代供養を願って建てさせていただきました

真夏の昼下がりとて、猫の姿は全く見えなかった。せっかく猫寺を訪れたのに猫の写真が撮れないのではなんとも残念な結果となってしまう。ところが、やはり猫寺だけのことはある。どこからともなく黒猫が現れ、猫地蔵堂前の日陰に身を横たえてくれたのだ。

かつて太田道灌が道に迷って難儀している時に、黒猫が現れて道案内してくれたという話が当寺に伝わっているそうだが、今、目の前に現れた猫も黒猫なのだ。奇縁を感じずにはいられない。乳首がはっきりと見えることからすると、子育て中か、あるいは子猫が乳離れしてから間もないのかもしれない。

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posted by 里実福太朗 at 01:30 | ■里ふくろうCAT