2020年10月22日

消えた二匹のネコ

アユはいわゆる「さびネコ」、出会ったときから警戒心はまったくなかった。ハチが不忍池のほとりに姿を現す前からいた古顔で、ハチよりは年上だったが、ハチの方が先に旅立ってしまった。

聞いた話だが、昔、ハチがアユを見初めてちょっかいを出したのだが、アユは全く相手にしなかったそうだ。ハチのまだ若かったころの話だ。

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ギャーちゃんは、流浪のネコだった。当方がまだ上野通いを始めていなかったころ、ギャーちゃんはチャッカリ動物園の中に住み着き、エサをもらうときだけ不忍門近くにやってきて、くれくれと大声でギャーギャーないたそうだ。それで「ギャー」と名付けられた。

その後、不忍池のほとりを反時計回りに流れ流れて、最後にたどり着いたのがハチたちが暮らしていた場所だった。その旅の途中で、ナナという若い雌ネコといい仲となり、子供をもうけた。その頃は、ナナもギャーも手術を受けていなかった。

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その頃のギャーちゃんは警戒心が強く、ちょっと近づくとすぐ逃げてしまった。しがし年月を経て、ハチのいる場所で暮らすようになってからは、警戒心は徐々に薄れ、近年では体に触れることができるまでに慣れてきていた。

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ハチの存命中は、ハチのことを「兄貴」と慕っていた(たぶん)。ハチの方は嫌がっているふうだったけれどね。

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ギャーちゃんのニャン生をかなりはしょって振り返ってみたが、このギャーちゃんを含めて、ハチの物語の続編を作りたいと思っているのだが、なかなか実現することができなiい。そろそろ取りかからないと、日の目を見ずに投げ出してしまうかもしれない、と焦る気持ちは年ごとに増してくるのだが……
posted by 里実ふくたろう(福太朗) at 23:45 | ■里ふくろう通信