2020年10月22日

消えた二匹のネコ

アユはいわゆる「さびネコ」、出会ったときから警戒心はまったくなかった。ハチが不忍池のほとりに姿を現す前からいた古顔で、ハチよりは年上だったが、ハチの方が先に旅立ってしまった。

聞いた話だが、昔、ハチがアユを見初めてちょっかいを出したのだが、アユは全く相手にしなかったそうだ。ハチのまだ若かったころの話だ。

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ギャーちゃんは、流浪のネコだった。当方がまだ上野通いを始めていなかったころ、ギャーちゃんはチャッカリ動物園の中に住み着き、エサをもらうときだけ不忍門近くにやってきて、くれくれと大声でギャーギャーないたそうだ。それで「ギャー」と名付けられた。

その後、不忍池のほとりを反時計回りに流れ流れて、最後にたどり着いたのがハチたちが暮らしていた場所だった。その旅の途中で、ナナという若い雌ネコといい仲となり、子供をもうけた。その頃は、ナナもギャーも手術を受けていなかった。

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その頃のギャーちゃんは警戒心が強く、ちょっと近づくとすぐ逃げてしまった。しがし年月を経て、ハチのいる場所で暮らすようになってからは、警戒心は徐々に薄れ、近年では体に触れることができるまでに慣れてきていた。

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ハチの存命中は、ハチのことを「兄貴」と慕っていた(たぶん)。ハチの方は嫌がっているふうだったけれどね。

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ギャーちゃんのニャン生をかなりはしょって振り返ってみたが、このギャーちゃんを含めて、ハチの物語の続編を作りたいと思っているのだが、なかなか実現することができなiい。そろそろ取りかからないと、日の目を見ずに投げ出してしまうかもしれない、と焦る気持ちは年ごとに増してくるのだが……
posted by 里実福太朗 at 23:45 | ■里ふくろう通信

2020年10月21日

上野はどうなった?

9月に入って神楽坂・渋谷に行ってみたが、ともに2週間経っても感染の兆候は現れなかった。感染リスクを下げるよう注意を怠らなければ、まあまあ大丈夫ということなのだろうか。

今年になって上野に行ったのは、2月が最後、不忍池のほとりで暮らしていたネコたちがどうなっているかと気にかかっていたが、やはり新型コロナのことで、なかなか足を運ぶ機会が無く、八ヶ月ほどがあっという間に経ってしまった。

好天に恵まれた今日、ほんとうに久しぶりで上野に足を向けたのだった。

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まず向かうのは不忍他のほとり、ネコと酒好きの人たちが集う場所、こちらの姿を認めてまず近寄ってきてくれたのは、がっしりとした体格のSさんだった。
「いや、ひさしぶり」
と互いに通り一遍の挨拶を交わした後、彼は顔をしかめながらこんなことを教えてくれた。
「あなたが来ない間に、もう5人も死んじゃったよ」
そのたまり場に来る常連さんのことだった。一々その5人の名前を挙げるのだが、残念ながら名前と顔とが一致したのは二人だけだった。
「コロナ感染が死因だったの?」
当然浮かぶ疑問だが、5人全員がコロナ感染とは関係なく、彼によると一人はガン、もう一人は多分熱中症だったのだろうということだった。何しろ酒好きで、8月のある日、クーラーもつけずに部屋の中で酔い潰れ、そのままの寝込んでしまったということらしい。

ネコおばさんは幸い健在だった。ただ、その近辺で暮らしていたネコは、今は一匹、「クロミ」という名のネコしか生き残っていなかった。「ギャー」「アユ」はいつの間にか姿を消してしまったということだった。

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マロは元気だった。今日は自転車のかごには入らず、しっかりとした足取りで池のほとりを散歩していた。

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posted by 里実福太朗 at 23:50 | ■里ふくろう通信

2020年10月20日

カマキリも秋色

そろそろ紅葉の季節、庭で見かけたカマキリも羽が枯れ葉色に変わっていた。

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近所の柿の実も、だいぶ色づいてきた。

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posted by 里実福太朗 at 23:00 | ■里ふくろう通信

2020年10月13日

ミカンが一つ

庭のミカンの木、去年は大豊作だったけれど今年は全くだめと早々に諦めていた。ところが、夫人が一つだけなっていると言うではないか。確かめてみると、小さいけれど葉っぱの陰に隠れて、黄色く色づいていた。

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posted by 里実福太朗 at 23:36 | ■里ふくろう通信

2020年10月07日

インフルエンザの予防接種

冬に向かってインフルエンザの流行が予想されるが、今年は新型コロナ感染症の流行も加わって例年以上に注意が必要だと言われている。特に高齢者はコロナに感染すると重症化しやすいと言われ、またインフルエンザも重症化することがあるそうだ。

今までにインフルエンザの予防接種したことはない、断定的に言い切る自信はないのだが、記憶を遡ってみても思い当たらないのだから、きっとそうなのだろう。インフルエンザにかかったことは、何年か前に一度だけある。かなり苦しい思いはしたが、それ以後も予防接種に行こうと思ったことはない。

ところが今年はやはり別である。インフルエンザとコロナ感染症は、症状が似ているので区別をするのが難しいということだ。風邪の症状が出たときは、コロナ感染も疑ってみる必要があるのだ。だからインフルエンザにも極力かからないように注意しなければならない。

高齢者(65歳以上)の予防接種は、費用1500円(一般は2500円)で、10月1日から始まった。当方は近所のクリニックで昨日接種を受けてきた。夫人が、インフルエンザの予防接種が始まるといつも混雑していると言うので、混雑を避けることができそうな時間帯を選んで、予約なしで行ってみた。

待合室には老夫婦が一組だけだった。注射など長い間打ったことはなく、痛い思いをするのではないかとビクビクしていたが、ほんの一・二秒で終わり、あまり痛みも感じなかった。そんなことをつぶやくと、
「腕に力を入れていなければ、もっと痛みは感じませんよ」
と医師が教えてくれた。

接種から一日たった今日、注射をした箇所は、少しはれて赤みを帯び、左手を動かすとかすかに鈍痛がある。予防接種による副反応なのだろう。予防接種案内の説明書には、以下のような注意事項が載っている。

『インフルエンザの予防接種で比較的多くみられる副反応には、接種した場所の赤み、はれ、痛み等があげられ、接種した方の10〜20%に起こります。(中略)通常2〜3日で症状はなくなります』

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posted by 里実福太朗 at 23:47 | ■里ふくろう通信

2020年10月02日

ポニョに会ってきた

崖の上のヤギとして一躍世に知られることになった「ポニョ」、三ヶ月ほど暮らした崖の上から、今は佐倉の「草ぶえの丘」で暮らしている。その「草ぶえの丘」から、かつて暮らした崖が、印旛沼ほとりの低地の向こう側に見える、

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今日「草ぶえの丘」に久しぶりで行ってきた、目的はもちろん「ポニョ」に会うため。

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ポニョは柵の中でヒトリ暮らし。

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会いに行ったのがお昼時だったためか、食事中だった。よほどおなかが空いていたのか、いつまも餌箱に顔を突っ込んだまま顔をちゃんと見せてくれない。

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ゲンキンなもので、キャベツを持った人が来たら、すぐ柵の方にやってきた。食べるのに飽きると、また餌箱に顔を突っ込んだ。

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こちらとしてはちゃんと正面から撮りたいのに、なかなかそのチャンスが訪れない。そんな時間が延々と続く。根気も尽きてその場を離れて行くと、柵の近くに来てこちらを見ているではないか。そして「メエェ〜〜」と鳴く。ヒトリボッチになってさみしいのかと、ポニョのところに戻ってあげると、なんと、ふたたび餌箱のところに戻ってしまう。そんなことが何回か繰り返された。なんだかポニョに振り回されている感じだ。

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結局撮ることは諦めて、ポニョの鳴き声を振り切って出口へと向かった。ポニョとの距離が離れるに従って、鳴き声はだんだん大きくなってきて、泣き声のように聞こえてきた。

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posted by 里実福太朗 at 23:42 | ■里ふくろう通信

中秋の名月

今夜の満月は中秋の名月、ネイティブアメリカンの伝統的な月の呼び方では、今年は特別で「Harvest Moon(収穫月)」と呼ぶ。


日中は雲が広がり、月見ができるかどうか危ぶまれたが、夕方に近づくにつれて雲が薄くなり晴れ間が広がり、月見には絶好の空模様となった。

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そろそろ帰ろうと車を少し走らせると、見る間にケムリ状のものに囲まれてしまった。進めば進むほど視界はどんどん遮られていく。一寸先も見えないとはこのことだ。運転するのも危ないような状態だった。

車は濃霧の中に包み込まれてしまっていた。

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posted by 里実福太朗 at 00:14 | ■里ふくろう通信