駅周辺だけでなく、駅そのものも姿を変える。
『2020年1月3日から新駅に生まれ変わります。80年間ご愛顧ありがとうございました!』
切り替え工事のため、銀座線は年末から来年初頭まで、一部区間で運休となるそうだ。
今の銀座線渋谷駅が、あと半月ほどで見納めとなる、ということで記念に写真を撮っておいた。
窓からスクランブル交差点
2019年12月14日
銀座線渋谷駅は新駅に
posted by 里実福太朗 at 22:52
| ■里ふくろう通信
2019年12月12日
渋谷ストリームと渋谷川
Google日本法人本社が入る渋谷ストリームは、地下4階・地上35階の高層複合施設で、2018年9月13日に開業した。1階〜3階が店舗、4階〜13階がホテルのロビー・客室など、そして14階から35階までの22フロアーをGoogleが占めるそうだ。
その敷地は東横線旧渋谷駅のホーム・線路跡地で、渋谷川がその側面を沿うように流れている。夜の渋谷スカイから眺めると、渋谷川に沿って灯された明かりが点々と続いていくのが見て取れる。渋谷ストリームという名称は、一つにはこのような立地によるものだろうと直感的に分かる。
posted by 里実福太朗 at 22:56
| ■里ふくろう通信
渋谷駅界隈はまだまだ工事中
2012年「渋谷ヒカリエ」、2017年「渋谷キャスト」、2018年には「渋谷ストリーム」「渋谷ブリッジ」、そして今年2019年は展望空間「渋谷スカイ」がある「渋谷スクランブルスクエア第I期(東棟)」という具合に超高層ビルが次々と誕生している渋谷駅周辺だが、まだまだ再開発の途上にあって、クレーン車などの工事車両がそこかしこで目に付く。
渋谷駅の南西側_桜丘口地区では、既存ビルの取り壊し工事が進行中で、今までの街の姿がすっかり失われてしまっていた。
正面少し右側のやけに目立つ建物の辺りにも行ってみた。
桜丘口地区は2023年度に竣工予定で、その後は、渋谷スクランブルスクエア第II期(中央棟・西棟)が2027年度開業予定となっているそうだ。
渋谷駅の南西側_桜丘口地区では、既存ビルの取り壊し工事が進行中で、今までの街の姿がすっかり失われてしまっていた。
正面少し右側のやけに目立つ建物の辺りにも行ってみた。
桜丘口地区は2023年度に竣工予定で、その後は、渋谷スクランブルスクエア第II期(中央棟・西棟)が2027年度開業予定となっているそうだ。
posted by 里実福太朗 at 00:57
| ■里ふくろう通信
2019年12月10日
渋谷スカイの夜景
渋谷スカイが開業したのは今年の11月1日、地上47階建て、高さ約230メートルの屋上には天望空間あるということだ。
日没の少し前に屋上に立つことができるようにと目論で、2階のエレベーターホールで待つが、すぐその計画が甘かったことに気づく。エレベーターのドアが開いても中はすでに満員、2階で待っていてもいつまでも乗れそうにもない。1階に下りて乗ればいいようなものだが、1階の乗り場もきっとたいへんな混雑だろうと予想はつく。それなら急がば回れで、エスカレーターで着実に14階を目指す方が早いかもしれない。チケット売り場は14階なのだ。
エスカレーターもひどい混雑で、スタッフが各階で、
「2列に並んで下さい」
と絶叫に近い声で繰り返す。
14階のチケット売り場も大混雑、やっとチケットを買い求めても、屋上行きのエレベータに乗れるのは4時40分からで、その頃はもう日は沈んでいることだろう。
1時間ほどは待たなければならない。コーヒーでも飲んで待とうと思っても、どこもかしこも待ち行列、おまけに腰を下ろして休む場所もない。仕方がないので階段に座って、隣のビルのヒカリエを見ながら休む始末。確実に日は沈んで行き、月がはっきりと見え始めた。
救いはエレベータが超高速であること、あっあっという間に屋上に着いた。ヤレヤレこれで夕焼け空に浮かぶ富士山を撮影できると安堵したのだが、難所がまだ待ち受けていた。荷物をロッカーに預けなければならないのだが、そのロッカーの前にまた大行列ができていたのだ。
ちなみに、屋上に持って行けるものには制限があって、ショルダーバッグとかディパック、帽子などはロッカーへ入れ、持ち込むことができるのはスマートフォンとかストラップ付きのカメラ、まあいずこの屋上展望台でも同じような決まりがある。しかしロッカーの待ち行列は初めてだ。
グーグル日本法人本社ビル、10月に六本木ヒルズから移転したそうだ。
日没の少し前に屋上に立つことができるようにと目論で、2階のエレベーターホールで待つが、すぐその計画が甘かったことに気づく。エレベーターのドアが開いても中はすでに満員、2階で待っていてもいつまでも乗れそうにもない。1階に下りて乗ればいいようなものだが、1階の乗り場もきっとたいへんな混雑だろうと予想はつく。それなら急がば回れで、エスカレーターで着実に14階を目指す方が早いかもしれない。チケット売り場は14階なのだ。
エスカレーターもひどい混雑で、スタッフが各階で、
「2列に並んで下さい」
と絶叫に近い声で繰り返す。
14階のチケット売り場も大混雑、やっとチケットを買い求めても、屋上行きのエレベータに乗れるのは4時40分からで、その頃はもう日は沈んでいることだろう。
1時間ほどは待たなければならない。コーヒーでも飲んで待とうと思っても、どこもかしこも待ち行列、おまけに腰を下ろして休む場所もない。仕方がないので階段に座って、隣のビルのヒカリエを見ながら休む始末。確実に日は沈んで行き、月がはっきりと見え始めた。
救いはエレベータが超高速であること、あっあっという間に屋上に着いた。ヤレヤレこれで夕焼け空に浮かぶ富士山を撮影できると安堵したのだが、難所がまだ待ち受けていた。荷物をロッカーに預けなければならないのだが、そのロッカーの前にまた大行列ができていたのだ。
ちなみに、屋上に持って行けるものには制限があって、ショルダーバッグとかディパック、帽子などはロッカーへ入れ、持ち込むことができるのはスマートフォンとかストラップ付きのカメラ、まあいずこの屋上展望台でも同じような決まりがある。しかしロッカーの待ち行列は初めてだ。
グーグル日本法人本社ビル、10月に六本木ヒルズから移転したそうだ。
posted by 里実福太朗 at 01:07
| ■里ふくろう通信
2019年12月07日
恋の三角関係
マルとヒメが生まれたのは、2014年7月のことだった。早いもので、もう5年前のことになる。母親のナナは、池のほとりに姿を現してから間もない頃で、まだ避妊手術を受けていなかった。ギャーもまだ施術されていなかった。池のほとりという狭い世界で、2匹が出会って恋に落ちるのに時間はかからなかったにちがいない。
オス猫はもう1匹フクという黒猫がいた。下ぶくれの面相から、そう名付けられた。ある日、池のほとりのお堂の近くで、ナナを見初めて近づいて行ったのだ。
ところが折悪しく、ギャーがナナの浮気の現場を見つけた体でやってきた。さあオス同士の激しい争いになるのだろうか。
けれど予想に反して、ナナはフクのそばを離れて、ギャーの方に近づいていったのだ。なんだかギャーを取りなすような感じで。
ギャーに睨まれたフクは、すごすごと立ち去るよりしかたがなかった。
その後ナナは、4匹の子供の母親となった。そのうちの2匹がマルとヒメというわけだ。マルは黒猫、とするとフクの子供なのかもしれない、と見当を付けているのだが…
オス猫はもう1匹フクという黒猫がいた。下ぶくれの面相から、そう名付けられた。ある日、池のほとりのお堂の近くで、ナナを見初めて近づいて行ったのだ。
ところが折悪しく、ギャーがナナの浮気の現場を見つけた体でやってきた。さあオス同士の激しい争いになるのだろうか。
けれど予想に反して、ナナはフクのそばを離れて、ギャーの方に近づいていったのだ。なんだかギャーを取りなすような感じで。
ギャーに睨まれたフクは、すごすごと立ち去るよりしかたがなかった。
その後ナナは、4匹の子供の母親となった。そのうちの2匹がマルとヒメというわけだ。マルは黒猫、とするとフクの子供なのかもしれない、と見当を付けているのだが…
posted by 里実福太朗 at 00:36
| ■里ふくろう通信
2019年12月05日
マル・ヒメ・モモそしてミミ
かつて池の周りでは20匹ほどの猫が暮らしていたが、年々その数を減らし、現在では10匹以下となってしまった。みな手術が施されているから、何年か後には猫の姿を見ることはなくなってしまうかもしれない。以前は新顔が姿を見せることもあったが、今は皆無となっているから、おそらくそうなることだろう。厳しい環境で暮らすネコが少なくなるのはいいことなのだが…
お堂のあたりでは、4匹のネコがそこを縄張りとしている。マル・ヒメ・モモそしてミミ、あるいは他の人は他の呼び方をしているかもしれないが、「ネコお母さん」と当方の間では、そう呼んでいる。
ミミを除いてあとの三匹は血のつながりがある。いつの間にか姿を消してしまったナナというサビ猫の子供がマルとヒメ、ヒメの子供がモモというつながりなのである。そして実は、あのギャーとナナとの間にできた子がヒメ(マルはちがうかもしれない)なのである。つまり、ヒメはギャーの子供でもあり、モモは孫ということになる。
ギャーは、今ではかなり離れた東側の地域で暮らしているが、かつてはお堂のあたりを縄張りとしていて、その後転々と移動した渡りネコなのだ。
一番人慣れしているのはミミ、もともとは屋台のおばさんが飼っていたが、どういう事情だったのかは分からないが、ネコ好きのホームレスさんに引き取ってもらったそうだ。しかしもとからいたネコと折り合いが悪く、ホームレスさんのもとを去ってお堂のあたりにたどり着いたのだった。
お堂のあたりでは、4匹のネコがそこを縄張りとしている。マル・ヒメ・モモそしてミミ、あるいは他の人は他の呼び方をしているかもしれないが、「ネコお母さん」と当方の間では、そう呼んでいる。
ミミを除いてあとの三匹は血のつながりがある。いつの間にか姿を消してしまったナナというサビ猫の子供がマルとヒメ、ヒメの子供がモモというつながりなのである。そして実は、あのギャーとナナとの間にできた子がヒメ(マルはちがうかもしれない)なのである。つまり、ヒメはギャーの子供でもあり、モモは孫ということになる。
ギャーは、今ではかなり離れた東側の地域で暮らしているが、かつてはお堂のあたりを縄張りとしていて、その後転々と移動した渡りネコなのだ。
一番人慣れしているのはミミ、もともとは屋台のおばさんが飼っていたが、どういう事情だったのかは分からないが、ネコ好きのホームレスさんに引き取ってもらったそうだ。しかしもとからいたネコと折り合いが悪く、ホームレスさんのもとを去ってお堂のあたりにたどり着いたのだった。
posted by 里実福太朗 at 01:01
| ■里ふくろう通信