2014年03月30日

ガソリンはダブル増税

消費税増税前の最後の日曜日、近くのスーパーも買いだめ目的の客で混雑していた。パソコンや液晶テレビなど価格の張るものはすでに購入済み、日用品は夫人が少しずつ買い置きしているので、もう買いだめに走る必要はないのだが、買い忘れていたコーヒーをいつもより少し多めに購入しておいた。

ガソリンは、消費税だけでなく地球温暖化税なるものが増えて、1リットルあたり約5円の値上がりになる。原油価格が高止まりしているうえに、さらにこの増税である。ガソリンこそ買いだめしておきたいところだが、残念ながらは買いだめはちょっと無理なので、満タンにしておくぐらいが増税対策となってしまう。

千葉県佐倉市のガソリン価格:148円/リットル

あとは静かに4月1日を迎えて、その後は消費を控えてつましく暮らしていく心づもりである。きっと世の中の多くの人も、同じような気持ちでいるのだと思う。やはり増税後の消費落ち込みは避けられないであろう。
posted by 里実福太朗 at 17:55 | ■里ふくろう通信

2014年03月11日

3.11の今日、水道水の汚濁発生

昼食の準備をしていた夫人の叫び声が、台所の方から聞こえた。
「水がきたない!」
その刹那、スマートフォン着信音が鳴った。見れば送信元が市役所で、水道水の濁り・出ぼそり・断水が発生しているという知らせだった。第一報のメール受信後、何通かのメールが届き、4時過ぎになって防災井戸を開設したという知らせが届いた。

3年前のあの福島第一原発爆発後のことが思い出される。まき散らされた放射性物質が風に流されて、水道水の取水地域が汚染されてしまった。その影響で、スーパーやコンビニの店頭からミネラルウォーターが消えた。佐倉市では、特に乳幼児をかかえる家庭のために、防災井戸を開設して井戸水の提供を行った。防災井戸の開設は、その時以来のことだった。

東海地震の切迫性が指摘される昨今、防災用品の備蓄の必要性がさまさまな方面から呼びかけられている。夫人が確かめてみたところ、我が家では40リットル以上の水があるという。飲み水の面については差し迫った状態ではないが、防災井戸の場所を確かめておくことも大切だと思い出かけてみた。

さまざまな場所に点在している防災井戸ではあるが、多くは学校の敷地内に設けられている。子供たちが卒業した学校にもその設備があることは分かったが、敷地内の設置場所が分からない。そういう設備は、校舎の裏手の方に作られることが多いのだろうと見当をつけて裏門に向かった。

ジャージ姿の生徒が何人かたむろしていた。生徒なら防災井戸の場所を知っているだろうと思い、
「防災井戸はどこにあるか知ってるかい?」
と訊ねたが、意外なことにキョトンとしているだけで返事が返ってこない。事情を手短に話すと、一人が校内に走って行って、「校長センセー」と叫んだ。

防災井戸は裏門近くにあった。普通の家庭用の蛇口と同じものが二つ並んでいた。行列ができているかもしれないと思っていたが、近くに中年の男性が一人手持ちぶさたな様子で立っているだけだった。その人の話では、今までに数組の人が来ただけだということだった。帰り際、裏門にいた生徒たちに、
「防災井戸の場所を覚えておいたほうがいいよ」
と忠告したのは、お節介な性分が顔を出したためである。

水道水の配水は、『午後8時に通常運転に復帰』したそうだ。水道水汚濁の原因は、『浄水場の配水流量計の交換工事』に起因するもので、汚濁の原因物質は、『水道管に付着しておりました鉄分・マンガン分(地下水由来のもの)』ということだった。

…【緊急情報】平成26年3月11日上座浄水場事故について【第6報】
http://www.city.sakura.lg.jp/emergencyinfo/0000000050.html

なお、防災井戸は午後11時30分に閉鎖されたそうだ。あの防災井戸近くにいた男性は、こんな時刻までそこにいたのだろうか。

東日本大震災の発生した今日、奇しくもあの3年前と同じように防災井戸が開設された。ありがたくない巡り合わせだが、防災の予行演習ができたとでも思っておけば、少しは気持ちのおさまりが良くなるのだろうか。
posted by 里実福太朗 at 23:50 | ■里ふくろう通信